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さっぽろ藤野ワイナリー
さっぽろ藤野ワイナリー Sapporo Fujino Winery
北海道札幌市南区でワインを作っています。ブドウ畑がある山はおよそ7万5千坪あり、エルクの森パークゴルフ場と同じ敷地にあります。平成29年現在では札幌市には3件のワイナリーがありますが、その中でも札幌市の中心部から車で約35分の場所に存在し気軽に行くことができます。
さっぽろ藤野ワイナリーでは姉妹でオーナーを務めていますが、そもそもはワインが大好きだった亡き弟が「できるだけ農薬を使わずにぶどうを栽培して体に良いワインをつくってみたい」と言い出したのが始まりでした。父の趣味だった山での畑仕事を幼いころから手伝い、野菜や草花を育ててきた経験をもとに3人で協力してブドウ栽培に挑み4年越しでワイン作りやワインアドバイザーの勉強もしました。想像以上に多くの試練を乗り越え夢半ばで逝った弟の遺志を継いで生み出すことが出来たワインには「さっぽろ藤野ワイナリー」が積み重ねてきたあふれる想いと時間が詰まっています。
2000年春から土地や気候に合う品種、栽培方法などに試行錯誤を繰り返しながら、およそ10年がかりでぶどう畑を広げ多品種のぶどうを栽培しています。 また、ワインに使うぶどうは北海道の契約農家で大切に育てられたぶどうのみを使用してます。丁寧な選果実と亜硫酸塩(酸化防止剤)を最小限に抑え、無濾過であることと天然酵母で醸造するワイン作りをしています。より自然に寄り添うワイン作りを目指しています。
さっぽろ藤野ワイナリーは、北海道札幌市南区で自然なワインを造る小規模なワイナリー。2000年より葡萄栽培を開始、自然農法でワイン造りをする傍ら、余市や岩見沢の契約栽培農家から葡萄を買い付け亜硫酸不添加でワインを仕込みます。
さっぽろ藤野ワイナリーが飛躍的進歩を遂げたのは、醸造と栽培を担当している浦本忠幸さんによるところが大きい。
浦本さんは北海道空知地方雨竜町出身。北大在学中より農家を志し、卒業後は『さっぽろ藤野ワイナリー』に席を置きながら、『10Rワイナリー』で1年間スタジェとして研修。当時、さっぽろ藤野ワイナリーで栽培と醸造を監修していた近藤良介氏(タプコプでお馴染み)の薫陶を受け、同時にスパークリングワインの醸造方法は『農楽蔵』の佐々木賢氏から学ぶと言う...まさに北海道ナチュールの申し子のような存在です。
巷で評判となった『くまコーラ』も、浦本さんとジャン・マルク・ブリニョとのコラボレーション。ジャンを始め、浦本さんへの評価は非常に高く、 近藤さんに至っては『あと数年で自分を超える』とさえ言わしめる程の実力です。