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マタン・カルム
Matin Calme マタン・カルム
2006年より幼馴染の夫婦が造り出す注目の南仏自然派!
広大に広がる南仏のルーションの小さな街中に醸造所兼住居を構えるGUIX夫妻。ワイン造りは2006年にスタートとまだまだ発展途上の生産者ではありますが、造られるワインは若手の生産者にみられる自由で無骨とも言えますが、一貫して個性を主張するスタイル。
畑はルーションのベレスタと呼ばれる場所で、海抜は300〜500メートルの場所にあり、車で行くには舗装もされていない場所を永遠と登って行くことになります。行き着いた場所は山の頂上近くで、ある畑は横に長く広がり、またある畑は傾斜の急な斜面に広がっています。単独に存在する畑であり、他からの影響も最小限にすむ為、ビオ栽培も行いやすい環境。。
農作業に至っても機械では場所の状況からしても不可能で、全て鶴嘴で雑草を除去し耕しています。勿論彼らは機械耕作が可能な場所であっても全て手作業によって行いますが・・・。収穫も全て手作業で行い、収穫するケースも10KG入りのものと決めており、収穫の際に上の重みによって下の葡萄が潰れないよう配慮しています。圧搾には空気を利用してやさしく行い、ルモンタージュなどは行わず、重力に逆らわない造りを行っています。結局彼らの造り方は、葡萄のオリジナルのキャラクターを大事にすることを目的とし、人間の介入を可能な限り排除し見守るスタイルといえるでしょう。フィルター処理、コラージュは一切行われず、出来る限りSO2の添加をなくすよう努めています。