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モンテヴェルティーネ
Montevertine モンテヴェルティーネ
キャンティ クラシコDOCGの生産地域の中でも標高が高く冷涼な気候を持つ、ラッダ イン キャンティにあるワイナリー。モンテヴェルティーネの主な畑も標高約450メートルと高い場所に位置しています。元は鋼鉄業をしていた故セルジオ・マネッティ氏が、1967年にトスカーナのキャンティ・クラッシコ地区にある小さなワイナリーを彼の週末の別荘として購入した時から「モンテヴェルティーネ」の歴史は始まります。
彼のワインのファーストリリースは1971年。サンジョヴェーゼ100%でのワイン造りを許さない、当時のDOCキアンティの規定に疑問を持ちはじめ、協会から離脱してサンジョヴェーゼ100%のワインを誕生させました。ワイナリーのフラッグシップワインである「レ・ペルゴーレ・トルテ」の誕生です。当時はサンジョヴェーゼ100%でのワイン造りなどまるで考えられず、キャンティの数倍の価格を付けたセルジオ氏を変人呼ばわりする人も少なくはなかったようです。
醸造を任せたのが幼馴染でエノロゴでもあった故ジュリオ・ガンベッリ氏(カーゼ・バッセやポッジョ・ディ・ソットなど錚々たる面子を支える人物)でした。
以前から減農薬農法を採用していましたが、2007年からビオロジック農法を採用し、最高品質のサンジョヴェーゼにこだわっています。
アルコール発酵とマロラクティック発酵はセメントの発酵槽にて区画ごとに行います。熟成には樽を使用しますが、基本的に新樽は使用しません。またトップキュヴェには一部フレンチオークの樽を使用しますが、主に伝統的なスロヴェニアオークの樽を使用しています。
日本の正規代理店が変更となり、当店にも久々に入荷してまいりました。