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ドメーヌ・ル・ピカティエ
Domaine le picatier ドメーヌ・ル・ピカティエ
メーヌ・ル・ピカティエという名前で何年もの間、生産者が替わりながら存在してきたが、2007年にクリストフとジェラルディーヌがドメーヌを取得した。
もともと景観整備の勉強をしていた2人がワイン造りの道に入ったのは、ジェラルディーヌの仕事でブルゴーニュに引っ越したことから始まった。クリストフは、コート・シャロネーズのビュクシー協同組合にぶどうを売る農家で働き始めたのをキッカケにワイン造りに興味を持ち始めボーヌにある学校で醸造を学びながら、7年間ポマールのドメーヌ・ラエで畑作業、醸造、瓶詰めまで全てを行っていた。
そしてビオディナミの大家「ドミニク・ドゥラン」との出会いが決定的だった。ドミニクからビオディナミ栽培について本当に多くのことを教わった。 自分達のワインを造って新しい人生を楽しみたい!と言う思いが強くなっていったのだった。「ワインへのパッションが私達の血を巡るようになり、自分達のワイン造りをして新しい人生を踏み出したいという欲求に抗うことができなくなったんだよ!」と、クリストフ。
有機栽培およびビオディナミの原則に従いながら土壌と植物を大事にした作業をしており寄生虫に対するぶどう樹の自然抵抗力を高めるために、植物性、動物性、ミネラルをベースにした調合剤を独自で造って使用している。
テロワールを最大限に表現するために極力手を加えない醸造を行っており、醸造の過程でぶどうに人為的に介入するのは「ルモンタージュ」「ピジャージュ」「圧搾時」のみと決められている。10月から開始する収穫の際には、小さな容器を使用して傷のない完全な形で手摘みしたぶどうを収穫。天然酵母で発酵させ、細かいオリと共にシュール・リーさせ、ワインに旨みを溶け込ませていく。そのため旨みを取り除いてしまうコラージュやフィルターは絶対に行わない。(輸入元資料より)