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レミ・デュフェートル
Remi Dufaitre レミ・デュフェートル
2006年、レミ・デュフェイトルと彼の妻ローランスはブルイイやコートドブルイイ周辺の畑を購入しました。最初は協同組合にぶどうを売っていましたが、2010年に自身で初めてワインを醸造し、その醸造したワインをモルゴンのジャン・フォワヤールに試飲してもらうと、すぐさまジャンに溢れる才能を見だされます。彼は自身の右腕としてワイン造りを教え、レミをパリのカヴィスト達に紹介していってのです。パリのシャトーブリアンの試飲会ではジャンやラングロールのエリックなどと共に若手自然派生産者代表として肩を並べました。まさにこれが彼の醸造家としての大きなスタートでした。
醸造はボジョレーの伝統を継承し、全房を使用したマセラシオンマルボニックで温度コントロール等は一切しません。発酵中の葡萄が果汁に接触しないように多くの注意を払っています。彼はそれぞれのワインをテイスティングし瓶詰前の酸化防止剤添加の判断を慎重に行っています。
かのジュールショヴェの教えを勉強する若手メンバーの一貫でにあり、日曜の午後に集まっては翌朝まで自分たちのワインについて仲間と話し合い刺激し合う、その進化への貧欲さは彼のワインをこの先、今までのものとは一味違う素晴らしい液体に導いていくはずです。