トップ > フランス > ロワール > ミュスカデ、ペイナンテ > ドメーヌ・ド・レキュ
ドメーヌ・ド・レキュ
Domaine de l'Ecu(Guy Bossard) ドメーヌ・ド・レキュ
ロワールにも数々の偉大なワインが存在しますが、日常消費向けに見られがちなミュスカデのワインの可能性を世に問うたのがドメーヌ・ド・レキュのギィ・ボサール氏。
家族経営の小さなドメーヌの5代目であるギィ・ボサールが70年代初めから有機農法を導入し、1992年より部分的にビオディナミを導入。1986年には全ての畑を完全にビオディナミに転換。
ギィのもとで自然派のワイン造りに目覚める若手も多く、ロワールの自然派生産者の指導者的立場で、マルク・アンジェリらとともにロワールにおける自然派を牽引しています。
20haの畑のうち、15haがムロン・ド・ブルゴーニュで、平均樹齢は45年。トラクターだと畑を踏み固めてしまうため、耕作には馬を用いています。機械収穫全盛のペイナンテにおいて、数少ない手摘み収穫。天然酵母で発酵し、醸造過程においてSo2の使用は極限まで抑えています。
大地のミネラルをワインに映し出したいという思いから、土壌毎に瓶詰めされたキュヴェの数々は見事に大地の味わいを映し出しています。