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円山屋今村昇平商店
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375ml 500ml 620ml 750ml 1,000ml 1,500ml 3,000ml 5,000ml Others その他
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同じオスラーヴィア地区のヨスコ・グラヴナーと並び、いまや世界的に有名な造り手となったラディコン。「赤ワインは皮も果汁も一緒に醸造するのに、何故白ワインの場合は分けてしまうのか?」葡萄の皮の色が違うという理由だけで造り方を変えるのはナンセンスだ。と。このような彼の哲学は、その白とは呼べない濃い色調を持つ彼のワインが、赤ワインと同じ深み、複雑さを持ちつつも、白ワインの飲み口のよさも備えているという事実によって説得力を持ってくるのです。化学肥料などを使用しない自然な栽培という畑でのアプローチによって裏打ちされています。 予備知識無しでお飲みになられた方は、グラスの中の液体が時間の経過とともにどんどん琥珀色になっていく様に驚かれるかも知れません。しかしながら、その強烈な風味と、とてつもない旨み。淀みのない澄んだミネラルの深み、するりと落ちていく喉越しの心地よさに、これらの自然派ワインにハマるお客様も多数。フリウリでも彼らの影響を受けて優れた生産者が続々と現れていますが、やはりラディコンはラディコンである。と断言いたします。 【輸入元資料より】 白ブドウに長期間のマセレーション、長い樽&ビン熟成、酸化防止剤無添加・・・、さらにビン&コルクのサイズまで変えてしまうイタリアワイン界のMr.フルスイング、ラディコン。ヴィナイオータが取り扱う造り手の大半が、ワイン界における過激派に属すと世間的には認識されているのかもしれませんが、ラディコンは、世間の過激は自分の普通だ位に思っている僕でさえ、「おー、なかなかラディカルだねぇ」と思うこともしばしばな造り手。ですが、そのラディカルさが他の人には真似のできないもので、それが彼のワインに唯一無二の個性を与えていることも事実。“ないない尽くし”な彼のワイン造りですが、何も考えることなくただただ乱暴に“しない”を選択しているのではなく、彼なりに確証を得ながらここまで来ているのだということを時系列的にご紹介します。 戦後間もなく、スタンコ(スタニスラオの愛称)のお祖父さんがワイナリーとしての活動を開始します。1980年にワイナリーはスタンコのものとなり、同時にそれまで桶売りをしていたワインの自家ボトリングを開始。自らの名前を冠したワインを世に出すわけですから、より高いクオリティを追求する手法を採用するようになります。 1980年代後半までは培養酵母を添加、ステンレスタンクで温度管理をしながらの醗酵といった当時“伝統的”とされてきた手法を採用し、80年代後半からは小樽での醗酵・熟成こそがクオリティの高い白を造る為には重要だと考えるようになります。しかし、赤ワインのほうが白よりも複雑(偉大)であると、ほぼ無意識の世界でそういった思い込み(認識)があり、それに疑問を感じたのが94-95年頃。加えて、彼の住む土地コッリオは伝統的に白の生産地域。複雑で、なおかつ自然な造り&味わいの白を造ろうと考えた時、「だったら、赤みたいに白を造っちゃえばいいんじゃね?そもそも、ブドウの皮の色の違いで、造り方が違う事自体変なんだよ。昔は白だってそうやって造っていたんだし、皮ごとの方が醗酵もスムーズに進むはずだし、ますます培養酵母なんかに頼る理由がなくなるじゃんか!」というわけで95年、リボッラ ジャッラで皮ごとの醗酵を試験的に行います。バリックを縦置きにして、樽の丸い板の部分をぶち抜いて作った即席の開放式醗酵槽だったので生産量も300本程度。商品として扱ったのはヴィナイオータだけではないでしょうか。 96年、白ワインの全生産量に対してマセレーションを開始(1週間程度)。そして、土着品種であるリボッラ ジャッラにこそスポットライトを当ててあげなければならない考えるようになり、リボッラ以外のブドウ(シャルドネ、ソーヴィニョン、ピノグリージョ、00 まではトカイも若干)は全て混醸し、オスラーヴィエ(彼の住む村の名前、オスラーヴィアのスロヴェニア語表記)という名前でリリース。 97年頃から大樽で3年熟成させるようになり、マセレーションの期間もアルコール醗酵の最後まで行うように。通常のキュベ用のブドウよりもより長く樹上で追熟させたブドウで仕込んだワインは古バリックで4年以上熟成させ、5年以上の瓶内熟成を経て、同年に生まれたスタンコの次女の名を冠してリゼルヴァ イヴァーナとしてリリース。リボッラ97イヴァーナは、イタリア自由なワイン界の世界遺産に認定されるべきものかと。 99年、00年とオスラーヴィエの一部極少量を酸化防止剤完全無添加でボトリング、その結果で確証を得たスタンコは段階的に本数を増やし、02からは全生産量を無添加でボトリング(メルローは99か00から無添加)。長期間の醸し醗酵による、ブドウから最大限の抽出を行うようになってから、タンニンを丸くするために樽での熟成期間も長くし、ボトリングしてからも香り味わいが花開くのを待つために、ビン熟成も長く取るようになり…ラディコンはこう言います。 昔と比べて、空間と時間に対するコスト感覚がより強くなってきている現代にこんなことをやるなんて、ある意味狂気の沙汰とも言え・・・。そんな時に救世主が現れます!以前から手伝っていた長男のサシャが、2009年からワイナリーに本格的に参画するようになったのです。そしてワイン造りの上でサシャがスタンコに提案したのが、セカンドラインを造ろうというものでした。サシャもきっと僕と同じような考えを持っていたのだと思います。生産量全てを6年後以降にリリースさせるのは、あまりにもリスクが伴うということ、一部のワインだけでもできるだけ早い段階で現金化し、リスクを軽減するのと同時に、結果生産量が減ることになる上級キュベにより強いスポットライトが当たるようにする・・・。 「いやー、俺はやりたくなかったんだけど、経営に参画することになったサシャの言うことだろ・・・。ま、奴にも少しは責任を負わせなきゃいけないしってことで、やってみることにしたんだわ。とはいえ、俺のワインと厳格な差別化を計るべく、750mlにボトリングさせようと思っているんだ。」とスタンコ。僕的にはブラーヴォ、サシャ!!!って感じです。マッサヴェッキアのファブリーツィオも、スタンコの頑固さにしばしば呆れつつも、ワインが“完成”してからリリースさせるというスタンコのスタイルには賞賛の声を惜しみません。畑での仕事、醸造、熟成、特に醸造&熟成という点に関して、彼以上に攻めている造り手は世界中を見回してもほとんどいないのではないでしょうか?? 「白ワインとはいえランチに2人で750mlは多いなー。だけど375mlだと少しもの足りない…。」と思ったりすることありますよね?ラディコンはそこから「特に自分の造るようなワインこそ、500mlにしたらもっと活躍の場があるはずだ!!」とこの2つのサイズでのリリースを思いついたんだそうです(1000mlは4人用もしくはパーティーサイズということなんだと思います。)。そしてラディコンはサイズを変えること以外にも、年々減っている良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを危惧して、コルク業者に今までにない小さなコルクを、瓶業者に今までにない小さな口径の瓶を開発してもらいエディ・カンテと共に“良質な天然コルクをより多く確保していこう!”プロジェクト(実際にはこういう名前ではありません、僕の脚色です。)を発足したのです。ここで皆さんも「でも500mlにするんなら、750mlより酸化しやすいんじゃない?」という疑問を持たれるかもしれません、確かにそうです、750mlより1500ml、1500mlより3000mlと、より大きい容器の方が酸化のスピードが遅いのはよく云われていることです。それはワインの場合容器が大きくなると中に入る液体の量が2倍も3倍も多くなるのに対して、容器の中に入る空気の量はそれほど多くならないため、小さい容器よりも大きい容器の方が空気と液体の接触率が小さいためです。ラディコンはこうした問題点を解消するために瓶業者と繰り返し議論を重ね、“世界初!500mlなのに、空気の接触率が従来の750mlと同じ瓶”の開発に成功したのです!!凄すぎです!!(輸入元案内より)
オスラーヴィアで戦後間もなく、前オーナーであるスタニスラオ・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。1980年からスタニスラオにワイナリーは委譲され、それまで桶売りしていたワインを自らボトリングを始める。シャルドネやソーヴィニョンなど国際的なブドウの導入、畑をヘクタールあたり9500-10000本を高密植にし、過熟気味のブドウを圧縮空気式の柔らかな圧搾にかけ、バリック内での醗酵・熟成という最上の白ワインを造る上で世界中で採用されている手法をとってきた。しかし1995年からは、ピノグリージョ以外の白ブドウに70年代までは一般的に行われていた約2週間のマセレーションと大樽での熟成を採用し、畑でも除草剤や化学肥料などの使用をやめる。(輸入元資料より)
全18件
メルロ 1000ml [2009] ラディコン Radikon Merlot 1000ml
26,400円(税抜24,000円)
リボッラ 3781 1,000ml [2009] ラディコン Radikon Ribolla 3781 (1,000ml)
30,800円(税抜28,000円)
エッレエッセ 1,500ml [2022] ラディコン Radikon RS MAG
13,200円(税抜12,000円)
エッレエッセ 1500ml [2021] ラディコンRadikon RS MAG
14,300円(税抜13,000円)
スラトニック [2022] ラディコン Radikon Slatnik
6,160円(税抜5,600円)
売り切れ
シヴィ [2022] ラディコン Radikon Sivi
エッレエッセ [2022] ラディコン Radikon RS
スラトニック 1,500ml [2022] ラディコン Radikon Slatnik MAG
シヴィ 1,500ml [2022] ラディコン Radikon Sivi MAG
ピニョーリ 1,000ml [2011] ラディコン Radikon Pignoli
16,500円(税抜15,000円)
オスラーヴィエ 500ml [2018] ラディコンを含む2本セット Radikon O......(Oslavje) 500ml SET
11,440円(税抜10,400円)
ビアンコ・ヴェネツィア・ジュリア (リボッラ) L.RG02G 500ml [2002] ラディコンを含む2本セット Radikon Bianco Venezia Giulia(Ribolla) L.RG02G 500ml
16,940円(税抜15,400円)
リボッラ・ジャッラ 500ml [2018] ラディコンを含む2本セット Radikon Ribolla Gialla 500ml SET
11,000円(税抜10,000円)
ヤーコット 500ml [2018] ラディコンを含む2本セット Radikon Jakot 500ml SET
シヴィ [2021] ラディコン Radikon Sivi
エッレ エッセ [2021] ラディコン Radikon RS
メルロ 1,000ml [2003] ラディコン Radikon Merlot 1,000ml
22,000円(税抜20,000円)
ラシーヌ [2019] ラディコン & カンティヨン醸造所を含む6本セット Radikon Racine SET
20,900円(税抜19,000円)
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