白・750ml
ブルーウィット・スプリングスは粘土質土壌とシスト(片岩)土壌を砂質土壌が覆った特殊な畑ですが、サンド・オン・シストは特にスロープ状に広がる畑の上部から収穫されたブドウだけを使用しています。<br>
ジェームスは試行錯誤と実験を好んで繰り返し、そして苦労を厭わない勤勉な男です。ソムリエ時代から畑の個性をリフレクトしたワインを愛して止まなかった彼はブルーウィット・スプリングスのシュナン・ブランを幾つかの区画に分けて醸造。特に著しく堅く閉じたミネラル感を持ったワインを生みだす畝を見出しました。その畝は畑の中でも上部に集中しており、ジェームスはその意を得たと言います。確かに重い粘土質は地層の下部に集中しますし、より軽いシストは地層の上部に集中する傾向があります。ジェームスは味わいを通してその第二地層をより明確にイメージして、その個性をボトルの中に移しこんでいるのです。
サンド・オン・シストは特に良作年にしか作られない貴重なキュヴェです。妻ビグルズと息子ダンビーが2人仲良く描いたインスピレーションをラベルデザインの主役に据えて、ジェームスが描く理想のシュナン ブランとして人々を魅了しています。