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ジュリアン・ピノー
Domaine Julien Pineau ドメーヌ・ジュリアン・ピノー
クロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌは2015年に引退をし、所有する無農薬の畑をボワ・ルカと、最後の6.7haをジュリアン・ピノーへ譲渡。ジュリアンは1985年9月16日ロワール、トゥール生まれ。大学でワインとは全く違う経済を先行後アメリカに留学。夏休みを利用して葡萄畑の収穫を経験し、自然の素晴らしさを認識します。
帰国した2009年にモンルイのリーズ・エ・ベルナール・スーセで収穫をして、ワインを作ろう!と決意。早速アンボワーズの醸造学校に入学し、本格的に醸造を勉強。みっちりとエノローグを勉強した後2012〜2013年プロヴァンスのドメーヌ・テール・プロミズやクリストフ・コモールで仕事をして、やはりロワールで自分のワイナリーを立ち上げようと、2014年ノエラ・モランタンの所で働きました。そこでクロ・ロッシュ・ブランシュのカトリーヌと出会い、今回の畑購入となったのです。カトリーヌの畑を引き継いだのは全部で4名、私、ノエラ、ローラン、そして今回のジュリアン、全てビオを実践しております。彼女は引退しても、同じ志の仲間が畑を守っております。ジュリアンは最後までカトリーヌが売らなかった、一番良い畑をGetしました。あの樹齢100年以上の素晴らしいコーもジュリアンにご縁があったのです。
コー6.5ha、ソーヴィニヨンブラン4ha、ピノドニス0.80ha、カベルネフランカとベルネソーヴィニヨン0.6ha、ガメイ0.5ha何とバランスが良いのでしょうか?一気に6種類の品種が醸造出来るのです。同じ畑で同じ醸造所で作ってもディディエとは全くスタイルの違うワインが出来上がりました。ジュリアンの若い感性が初年度からきちっと瓶に詰まりました。どれを飲んでもウルトラナチュラル。新人とは思えない感覚です。同じ所有者の畑を4名別々に醸造すれば、4つの別々のスタイルのワインが出来上がります。本当にワインは面白いです。私のスタイルと全く違いますが、私は個人的にこのジュリアンのワインが大好きです。彼のワインには華があるのです。果実をこれだけ残すのは難しいのですが、それをいとも簡単にさらっとやってのけました。彼が今後どんなワイン作りをしていくのか、とっても楽しみな歴史が誕生しました。(輸入元案内より)